過去のトラウマ 集団自決(1)
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教科書検定 集団自決のニュースをみると、いつも思い出す過去の記憶がある。
まだ小学生だった頃、友達の家に遊びに行ったある日
その友人の母が、ポツリポツリと語り始めた。
最初は何のことを話しているのかよくわからなかった
というか理解できなかった。
その話は、友人の母が子供の頃の体験談
今でも毎年この時期になり、教科書検定で集団自決のニュースが流れるたびに
何度も何度も記憶が蘇る。
友人の母は 慶良間諸島の出身。
そこは、集団自決のあった島
映画「硫黄島からの手紙」のシーンで、海をアメリカの軍艦が埋め尽くすシーンがあった
まさにあの状態だったのだろうか
それとも もっと多かったのだろうか
海が見えないほどのアメリカ軍の船が島を取り囲まれたそうだ。
小学生の私は、「あんな大きな海が、船で覆い尽くされるなんて ありえない」
と密かにおもった。
現実は 違った
今まで海だった場所が、全て敵船に囲まれて、逃げ場の無い状態
孤立無縁
まさに 想像すらしたくない精神状態
小学生だった私には その状態は想像できない
でも、その話をしてくれた友人の母の 表情、話し方、体全体のオーラは今でも忘れることはできない。
そのような状況の中、敵船への攻撃手段は 人間魚雷
そのときの私たちより少し年上の少年兵が、大量の爆弾をつんだ人間魚雷にのっての特攻
親しくしていた、少年兵がその夜中に人間魚雷で出撃した
翌朝、その船だけが、浜辺に流れ着いたそうだ。
少年兵が 特攻に向かう直前のリアルなやり取りは書けない
そして、その日が