過去のトラウマ 集団自決(3)
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教科書検定 集団自決のニュースをみると、いつも思い出す過去の記憶
まだ小学生だった頃、友人の母が 話してくれた現実
そのころは怪談話のつもりで聞いていたのかもしれない
しかし、この話を過去に誰かに話したことがほとんど無い
端折った内容で2、3度話したくらいだ
そして、ここに書いてある内容も全てではない
さらに 生き残った彼女の苦悩はつづいていた
戦後、何十年が過ぎようとも
生き残った彼女は、命の恩人のことをずっと忘れない
そのときの光景も忘れることはできない
それは、命を救ってもらったからではない
生き残ってしまったことに罪悪感さえ感じている
あまりにも身近で、多くの人を失った
中には、身内どうしで命を絶った人達もいた
彼に感謝してもしきれない
しかし (これ以上彼女の心情にふれることはやめておく)
あとから知ったことだが、
彼女が さぁーだか生まれ(霊媒体質?)だったことも、より苦悩した要因かもしれない
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彼女は私たちに話をしてくれた
歴史をつむぐために
あまりの悲惨さに、話すことができない人が大勢いる
中には身内を手にかけた苦悩、近所の人を手にかけた苦悩 話すことが出来ない内容もある
そして、生き残った人も少ない
教科書検定では、旧日本軍による強制があったかどうか明らかでないと修正を求めている
私は、このブログで教科書検定を話題にするためにこの内容をかいているのではない
しかし、彼女ははっきりと、私たちに伝えてくれた
強制的にその場に集められたことを
自決しなければいけない状況に追い詰められたことを
・ ・
今になると 私にはそれが 正式な軍命かどうかはわからない
はからずしも、慶良間諸島で起きた集団自決の生き残りの方の
生の証言を聞いてしまった。
もう聴くことはできない