2006年10月11日

コーチになった理由

訪問ありがとうございます

「やりたいことがある」でも、行動しないのは何故?
「やり続ければ達成することができる」でも、やり続けることができないのは何故?
「やり始めたころはすごく情熱が溢れている」


 でも、長続きしないんだよね。

やる気になればなんでもできる。よく聞く言葉だ。でも、ある日ふと気づいた。

やる気って継続しないんだ!

資格を取得させるための指導をしていた時期がある。
教えるテクニックも大切だが、動機付けが大切だと思っていた。
一生懸命動機付けをしていた。時には叱り、時にはおだて、時には褒める。

それは、外から与えられた動機付けだった。

企業の中で小集団活動の指導をしていたことがある。

改善活動に取り組み、TPMやISOを取り入れ、よい仕組み、よいシステム、よいノウハウで業績を向上させた。

 一番の課題は、よりよい状態を継続し、さらに改善させることだった。

いや、違う。

 一番大切なのは、一人ひとりの存在を認め、モチベーションをあげることだった。

 モチベーションが高い人は放っていても主体的に動く。いろんなアイデアを生み出し、
自らの仕事を改善し、よりよい状態へ導いてくれた。 でも、モチベーションも継続しない。波があった。


 あたりまえだが、人間は感情で生きる生き物だ。


 当初、部下を指導する上で役立つスキルだと思って学び始めたコーチング。

 私が本気で学ぼうと決意したのは、コーチング的コミュニケーションが当たり前の世の中になると、

 夫婦の関係、親子の関係、社会との関係が見違えるようになることを確信したからだった。

 最大の理由は、子供の可能性を摘む親ではなく、引き出し育て伸ばすことができる

 と確信し、子供の子供、つまり孫の代のさらに未来に向かって財産として引き継がれていくとしたら

 すばらしい未来が待っている。と思うと心が弾んだからである。


 人はいろんな理由をつけて自分のやりたいことをあきらめる。

時には環境、時には時間、時には会社、そしてお金、などなど。

 人は、自分の中から答えを見つけ出し、自らの人生を、自分自身で選択し、決意し、行動すると、

見違えるように変わっていく。


 ひとりひとりがどんどん変化し、輝きを増し、人生をよりよく生きていく姿を目の当たりすると、

コーチになりたいと思うのは私にとって自然の流れだった。



Posted by ちから☆  at 11:09│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。